New options for export pakaging
木材の弱点を克服!輸出梱包の新たな選択肢 LVL梱包
LVL(Laminated Veneer Lumber)とは
LVL(単板積層材)とは、Laminated Veneer Lumber」を略して「LVL」と呼ばれています。LVL とは丸太を約2mm~4mmの厚さにかつら剥き(スライス)した木材を、積層・圧着してつくられる合板で、無垢の木材の特有の乾燥による収縮・反り・割れ等の変化が起きにくい材料です。
LVLの特徴
輸出梱包材としてのLVL材の利点
従来の木材梱包 | LVL材 |
・燻蒸処理が必要 ・ISPM NO15の表示が必要 ・熱処理証明書が必要な場合がある ・カビが発生する可能性がある | ・燻蒸処理処理が不要 ・ISMP No15の表示・熱処理証明書が不要 ・カビの発生リスクが無垢の木材に比べて低い ・燻蒸木材で起こりえるトラブルの低減効果が大きい |
LVL材を使用することで、従来の木材梱包材で必要だった燻蒸のプロセスを完全に省略できます。医療機器・食品機械・精密機械などにお勧めの梱包資材です。
なぜ従来の木材梱包には燻蒸処理が必要なのか
貨物を輸出する場合、その貨物の木材梱包材に病害虫が付着し、輸入国に病害をもたらすことを予防するため、EU、米国、カナダ、韓国、オーストラリア等80カ国以上で、木材梱包材について植物検疫措置に関する国際基準ISPM No.15「国際貿易における木材こん包材の規則」(「国際基準」)に即した消毒、表示等を輸出国で行う必要があります。
【参照】日本貿易振興機構(ジェトロ):木材こん包材の燻蒸処理
密閉空間で薬剤をガス状態にして一定時間保持し有害生物を駆除します。
認証ISPM15
ISPM 15(植物検疫措置に関する国際基準第15号)は、国際植物防疫条約(IPPC)によって定められた国際植物検疫措置の事で、国際的な植物の健康を守るための重要な基準です。これにより、植物や自然環境に害を与える可能性のある病気や虫が、国境を越えて広がるのを防ぐことを目的に、国と国の間で物を運ぶときに使う厚さ6mm以上の木材の扱い方をルール化してます。
ISPM 15は、パレットや木枠など、輸送に使われるすべての木材に適用されます。これらの木材は、まず樹皮を取り除き、その後、熱か特殊なガスで処理しなければなりません。処理が済んだ木材には、決まったマークが付けられます。このマークは、通称「熱処理スタンプ」と呼ばれています。
木材こん包材に関する国際基準については、2002年3月の植物検疫措置に関する暫定委員会(ICPM)により採択され、2006年4月に一部改正が行われた後、日本は2007年4月から国際基準に基づいた対応を行っています。
【参照】農林水産省:ASPF15
【参照】農林水産省:木材こん包材の輸出入
CASE
LVL仕様の梱包事例
LVL仕様の梱包箱以外にもさまざま木製用容器の制作が可能ですので、
まずはご相談くださいませ。
LVL仕様の梱包箱以外にもさまざま木製用容器の制作が可能ですので、
まずはご相談くださいませ。
FLOW
ご依頼の流れ
1.お打ち合わせ
お客様のご要望をヒアリングさせていただきまして、そのサイズや形状、専用の仕様などから、お客様の希望通りの木製容器の製造を行います。
2.設計プロセス
お客様で機械に応じた木製容器の採寸・設計をお願いし、図面指示書の作成をお願いします。
※弊社が設計~製図~図面指示書までの作成を請負う事も出来ます。
3.材料の準備
設計時に決定された必要な木材を選択し、切断します。材料を必要なサイズにカットすることで、木製容器の部品を作成します。環境への配慮のため木材の端材を出さないようにカットしております。
4.組み立て
準備した木材・合板などの材料で木製用容器の4つのパーツを製造します。 4つのパーツとは1.側(側面の長辺)・2.棲(側面の短辺)・3.天井・4.スキッド(土台)
特殊な仕様・加工もこの工程で施します。
5.出荷
完成した六面体を日本側の海上貨物取扱業者に引き渡して完了の場合もあれば、輸出先国の工場までお届けするなど、物流全体のお手伝いをする場合もあります。
3.材料の準備
設計時に決定された必要な木材を選択し、切断します。材料を必要なサイズにカットすることで、木製容器の部品を作成します。環境への配慮のため木材の端材を出さないようにカットしております。
1.お打ち合わせ
お客様のご要望をヒアリングさせていただきまして、そのサイズや形状、専用の仕様などから、お客様の希望通りの木製容器の製造を行います。
2.設計プロセス
お客様で機械に応じた木製容器の採寸・設計をお願いし、図面指示書の作成をお願いします。
※弊社が設計~製図~図面指示書までの作成を請負う事も出来ます。
3.材料の準備
設計時に決定された必要な木材を選択し、切断します。材料を必要なサイズにカットすることで、木製容器の部品を作成します。環境への配慮のため木材の端材を出さないようにカットしております。
4.組み立て
準備した木材・合板などの材料で木製用容器の4つのパーツを製造します。 4つのパーツとは1.側(側面の長辺)・2.棲(側面の短辺)・3.天井・4.スキッド(土台)
特殊な仕様・加工もこの工程で施します。
5.出荷
完成した六面体を日本側の海上貨物取扱業者に引き渡して完了の場合もあれば、輸出先国の工場までお届けするなど、物流全体のお手伝いをする場合もあります。
CONTACT
お問い合わせ
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Q&A
よくあるご質問
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納期はどれほど見ておけばいいですか?
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通常は5~10営業日頂いておりますが、注文日の翌々日納品も可能です。
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カビなどの対策はされていますか?
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カビの発生を避けるために、倉庫保管にてかんりしております。
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LVLを利用した木製容器の製造は可能ですか?
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可能で御座います。
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合板はどのような種類の合板を利用されていますか?
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ご指定がない限り梱包グレードの合板を使用しております。向け先国や貨物により最適な梱包資材を提供させていただきます。ご相談ください。
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FCS・FEFCの材料を使用していますか?
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木材の一部はFCS・FEFCの認定を受けておりますが、梱包グレードの合板やLVLは非認証の製品が一般的です。
COMPANY
会社概要
所在地 | 愛知県海部郡飛島村木場2-5 |
TEL | 0567-55-2222 |
FAX | 0567-55-1112 |
設立 | 1953年(昭和28年)7月 |